2021年2月10日水曜日

比重計ってみたら、ほぼ曹長岩とロディン岩

そろそろ、夢を見るのは諦めて、現実を見よう。
大きい石は夢を見るために、敢えて比重は計らずにおいたのだが、いつまでもそういうわけには行くまい。
さあ、現実を見るのだ(笑)

判定:すこしひすいが混じっているかもしれない石 重量:338.5g 比重:2.94

比重:3.22 重量:368g これはもしかして

判定:ロディン岩 残念ながら晶洞が見られ、ロディン岩特有の緑。表面にはソーダ珪灰石。
形も色も比重もひすいの条件を満たすし、表面に結晶も。
この石に関しては、表面がつるつるなのはひすいだ、という判定方法が当てはまる。

判定:チャート 重量:377.5g 比重:2.55 緑の部分があっても、全体が緑色を帯びていても、これだけ割れていればひすいではありえない

判定:曹長岩 重量:183.4g 比重:2.6 典型的な曹長岩だったな。ひすいは含まれていないであろう。

判定:曹長岩 重量:591g 比重:2.68 昨日の記事の石。一番期待の星であった石であるが、曹長岩であることがはっきりした。光を通すときれいなのだが。結晶の形状を見て、疑いはあった。やはり全体に丸みを帯びているのは、石が柔らかいことを示して十分。

これが現実。やはりひすいはめったにない石なのです。

特に「見かけがきれいな石ほど、石英質が多い石」だというのは、経験して分かったこと。
ひすいは見かけがみすぼらしく、貧相で、汚らしい石です。

人間も見かけがきれいな人間は、たいしたことは無いんじゃないかな(笑)

2021年2月9日火曜日

石に見られる

 

見た目は良くないが、全部ひすい(混じり)石(比重を基準にした場合)真ん中はロディン岩の可能性あり


海岸に行ってひすいを拾おうとすると、最初の頃は「透明でグリーン」な石を探してしまう。
よくブログやYouTubeに載っているような石が、みんなそんな感じだからだ。
”これなら私にも拾えるかもしれない”と思って、拾うのはたいてい緑色の石英(通称キツネ石)ばかりだ。
そんなに簡単に拾えるものではない。

「キツネ石」という石は存在しないし、名前も良くない。
なぜなら、別に緑色石英は人間をだまそうと思って、そうなったわけではないからだ。
(ただ、人間の認識が誤っているだけであり、石もキツネよばわりされる筋合いはない)

キツネ石と言われる緑色石英やチャートは実は珍しい石で、こんなのがポンポン拾える海岸は余りないという。
事実縄文時代には緑や赤のチャートが勾玉に加工されていた。
(だからキツネ石というだけで、駐車場の横に放置して行くのはやめた方が良い。せめて海岸に返してやろう)

キツネ石はひすいよりずっときれいである。
一方の翡翠原石は見た目がいびつで、いかにも汚く見える。
だから、きれいな石を探していると、いつまでたってもひすいは拾えない。透明な石はごくまれにしか見つからない。

よく、透明な石を(私もそうだが)ブログに載せたりしていらっしゃるけれども、透明なものは本当に僅かしかない。
1年に1回、いや数年に一度の幸運が訪れない限り、出会えない。
灰色のひすいに出会う事すらまれなのに、緑はほんとうに出会えない。

時たま、私ではなく、石の方が自分を見ているのではないか、という感覚に襲われる。
心に「欲望」「雑念」があると、たいてい大きな石英塊を拾ってくることになる。
また、どれだけ注意深く見ても、見つからないときは見つからない。

絶対ひすいだと思っていても、比重を計ってみれば足りないことがいくらでもある。
ひすいは見た目とは一致しない石なのかもしれない。

ひすいが混じった石は、まだ少しあると思う(それらは厳密にはひすいと言えない)。
だが圧倒的に多いのはそれ以外の石で、種類も多い。
本物のひすいに出会えるのは、幸運が重なった時だけで、まさに「めったにない」としか言いようがない。

2021年2月8日月曜日

曹長岩まじりひすいでいいのかな(※ 曹長岩だった)

※ 比重を計ったら、曹長岩でした。

おととい親不知で拾った石は灰色の部分と、白色で結晶キラキラの部分がはっきり分かれた石だった。
灰色の部分には曹長岩特有の大きな結晶。
「きらっ」と光る大きな部分があるのが曹長岩の特徴だと思っている。
線を引いてみると、よりはっきりわかる。
キラキラの白い部分は、光を通すとすごくきれい。
わずかに緑色を帯びた、白い光だ。

私は「はっきりひすいと分かる」石よりもむしろ「判然としない」石の方が好き。
はっきりひすいと分かる石は「悩む楽しみ」が無いから、面白くない。
はっきり分かってしまえば、それで何も考えなくなってしまう。
いろいろな鉱物がぐじゃぐじゃに混じっていた方が、想像力を働かせられる、というものだ。
ひすいは単純な石ではない。
それがまた、ひすい拾いの醍醐味でもあると思っている。

赤い線の上下で、違う石だということがわかる

曹長岩の部分はわりとガサガサしているが、白い部分は非常に滑らかだ

白い部分に光を当てると、亜透明であるひすいの光の通し方だと思う。

2021年2月7日日曜日

ひすい探しはサーフィンに似ている

大波で名高いポルトガルのナザレでのサーフィン大会


ひすい探しは、「波を読む」という点でサーフィンに似ている。
釣りなども、大波を避けるという点で同じなのかもしれないが、ひすい探しの方がこの点に関しては、より瞬発力を要求される。
ひすい探しで一般的なのは「立ちこみ」と言われる、ウェーダー(腰まである長靴)を着用し、「ヒスイかき棒」と言われる溝ジョレンかレイキのような道具を使用して、水中のひすいを掬い上げるスタイルだ。

私は彼らの真似をしない。
ウェーダーは大波に弱く、もしも波にさらわれたら自力ではどうにもならなくなるからだ。
これならまだ、何も着用しないほうがましというものだ(ライフジャケットは着た方がよさそうだが)。

スニーカーを履き、波の引く一瞬の間を狙って、走りこむ。
足元を砂にさらわれると危険だが、ウェーダーに水が入って行動不能となり、波に沖まで持っていかれるよりはましだ。
相当の瞬発力が要求される。
間に合わず、スニーカーがびしょ濡れになることもある。
サーフィンのように「波に乗る」ことが必要だ。すべてはタイミングだ。

時には「一発波」のような巨大な波が来ることもある。
たまたま、石に気を取られている時に、これが来ると危険だ。
足を濡らすぐらいなら良いが、下手をすると全身に波しぶきを浴びることになるだろう。

ひすい探しは私にとっては「スポーツ」である。
行ってきた後は、筋肉痛になることもある。

親不知だと、これくらいの波は比較的静かな時でも来るようだ。

親不知で拾った石。キラキラの結晶が見えるし、光も青く通すが、石が丸いんだよね。
ただ、親不知が特殊なのは、角張った石がほとんど無いことであろう。
激しい波で、全部角が磨滅してしまっているのかもしれない。※ 曹長岩でした。

拾った石だけど、どうだろうかね?

光を当てると、周りの石がみんな緑色になる。

2021年2月6日土曜日

天険海岸 波が恐ろしかった

今日は冬の晴れ間で、親不知に行ってみた。
(昨日行かない、と言いながら、この晴天ではじっとして居られなかった)
波の予想を見て、これなら行けるかも、と判断。
この場所でひすい探しをするのは、初めて。

大きな石ばかりあり、それっぽい石は見つからない。
ほとんどガレ場であり、登山の練習になった。

しかし、時々来る大波には参った。他の人も歩いているが、漁業用の浮きを引きずっておられる!
つまりこの場所を歩くのは「命がけ」だということ。

「ドドーン」という波の音は内臓まで響く。
 
波が荒く、水際まで近づくのも大変。海藻に足を取られ、転倒。
高速道路が海の上を通る、全国でも珍しい場所。
さて、これからがメインイベント。ここから風波の「相馬御風」碑の下まであるくのだ
本当に歩けるのだろうか?
波に怯えながら、なんとか風波川まで歩けた。いい石は無いね。
風波川と沖の小さな岩
帰る時も探してみるのだが、これじゃね。大きな石ころがごろごろしている。
とても危険なので、初心者向けでは絶対ない。
たまにこんな波が回り込んでくる。
無事戻ってきた。
今日拾った石。翡翠交じりの石かな?(だといいな)※ひすい混じりの石は小さい石だけでした。残りは曹長岩とロディン岩です
一番青いのに光を当ててみる

ひすいだといいけどな。