今年の暑さは特に堪える。
北陸地方は台風の影響でフェーン現象が発生、40度に達した。
観測史上最高気温の地点も多くあった。
この暑さの中では、外を出歩くことさえ危険である。
これほど気温が上昇するのは、温暖化の影響と考えて間違いない。
熱帯雨林の破壊だけでなく、ロシアなどの永久凍土の融解によって、中に蓄えられていたメタンガスなどが出てきたり、海水温の上昇によって海底のメタンハイドレートなども溶けている。
人類は温暖化のきっかけを作ったにすぎないが、それによって大自然のバランスが崩れてしまい、さらに温暖化に拍車をかける結果になってしまった。こうなると、温暖化は予想以上に早く進むかもしれない、と思っている。
せっかくバランスを保っていた地球が、人間が生きることが出来ない環境に変わろうとしている。
温暖化を止めるには、人類の活動を制限する必要があるが、愚かな国はそんなことも考えず、二酸化炭素を放出し放題、挙句の果ては戦争まで始める。
彼らは「自分たちが良ければ」良いのか?
地球全体のことを考えなければ、結局は自分で自分の首を絞めているに等しいことになるだけだ。仮に、世界でたった一人だけ生き残る人がいたとしても、おそらくものすごい猛暑の中で生きることになるだろう。そして滅びていくことになるだろう。