忙しい正月が終わり、ひさしぶりの登山でリフレッシュできた。
コロナ禍で人々の心がすさんでいるのか、年末は疲れることが多かった。
みんな自分の事を考えるので精一杯になっているのだと思う。
わたしはちょっと他の人のことにちょっかいを出しすぎる悪いくせがある。
それよりも、なぜ「自分のこと」を考えないのか。
一歩一歩雪山を歩きながら、考えた。
歩いているのは自分の意思で、自分の力で歩いている。
だれも「山に登れ」と命じたわけでもないのに、山に行きたくなって歩いているのだ。
それは、何故だろうか?
どうして私はこんな寒い山の中を一人で歩いているのだろうか?
いろいろ、いやな事を忘れるために歩いているのかもしれない。
しかし、そうだったら、家でゴロゴロしていた方が、まだましなのではないだろうか?
そんなことを思いながら、歩いているうちに山頂に来てしまった。
山頂は大賑わいで、それぞれのグループの方が、それぞれ楽しんでおられた。
それを見ると、私は胸のつかえが少し取れたような気がした。
帰り道、他の登山者と少しだけ話した。
また、生意気にも御託を並べた。後悔した。
ほとほと、いやな性格だと思う。
だけど、無事に帰ってきて、今ブログを書いている。
途中で自分のことを「つまんねーやつだな」と思って、思わず笑ってしまった。
少し、すっきりした。
また明日からも頑張ろう。