2019年1月11日金曜日

高落場山 苦行ヤブコギ&劇ラッセル しんどかった

今年の初山行(初詣みたいなもの)も、高落場山になった。
平年より明らかに雪が少なく、ヤブが出ている。
しかし他の登山者(ガイド登山の1組)もあったので、とにかく登ってみることにした。
ガイドさんはさすがにプロだ。大変なラッセルをすいすいこなして行かれる。
上に行くにつれて、腰までラッセルとなった。雪質はパウダー。
本当にきつかった。私もだいぶ年齢を重ね、体力が落ちているのが実感出来る。

同行の高齢者の方と一緒にひいひい言いながら、後についていった。
ガイドさんのラッセルが無ければ、登頂は諦めていただろう。


唐木峠より上の急登は夏道がくっきりわかる。しかしそれまでのヤブコギでショートカットしようと思って、多少無理したのがたたる。だんだんきつくなってくる。

ガイドさんに同行されているおばあちゃんと一緒に登る。なかなかしっかりした足取り。冬山が初めてとおっしゃるけれども、山足が出来ていらっしゃる。

途中のブナ林の霧氷。いつものように美しかった。

積雪の多い尾根を行く。時たまブナの小枝に叩かれる。

山頂には十分も居ただろうか?ラッセルに時間をとられて、タイムリミットが迫っていた。

雪質はパウダー。もう少し固ければ。。。

唐木峠の道標。ここ6年ほど、毎年登っているし、年に2、3度登る年もあるのに、この道標を見たのは初めてだ。ここは夏には来たことがない。

ヤブ地帯に戻ってきた。1月でこんなにヤブが出ているとは、予想もしていなかった。

ヤブが多く、まだ黒々としている部分がある。今回のようにヤブコギ&パウダーラッセルはこの山では経験したことも、予想もしていなかった。行かれる人は、もう少し雪が深くなるのを待った方が良いかもしれません。