2024年5月17日金曜日

牛岳 いつものトレーニング 裏牛岳へは行ってはいけない

いつも登っている牛岳。今回はまだ歩いたことのない「裏牛岳」の方面に行ってみた。
しかし、ここは最近整備されていないようだ。
進むにつれて、道が不明瞭になり、ついに笹薮になった(笑)
これはだめだと判断し、帰ろうとしたが、道を見失ってしまった。
こんなことは、登山を始めた頃に経験したぐらいだ。牛岳だと思って軽く見ていた。
GPSを頼りに正規のルートに復帰したが、下手をすると迷っていた。
慣れた山でも、コースを外れると道迷いの危険がある。
また、笹薮に入ったせいで、「マダニ」に這い上がられた。
さんざんな目にあったが、こんなことも登山ではありうることだ。これまでの認識を改めるきっかけになった。

往復3時間30分ほどで「深道」まで行けるらしい(初心者コースだと書いてある)

まずは神社の方へ。すばらしい景観


白山

三角点山頂の直下。

気持ちがいい

さて、裏牛岳の道に入ってみる。両側が切れ落ちた危険な道が続き、どんどん進んでいくと、ついに道がなくなってしまった!こんな事は予想していなかったなあ。藪の中で迷ってしまった。

なんとか、稜線まで戻った。このコースは途中までは行けるが、整備されていない。帰ってからYouTubeで「(中部北陸自然歩道に登録されているはずなのに、整備を)やる気がない」と言われている動画を目にした。整備する気がないのであれば、紛らわしい案内を撤去すべきではないだろうか?
そうでないと、私みたいな目に遭う人も出てくるだろう。

「中部北陸自然歩道」の案内図では、しっかりルートが書かれている


2024年5月9日木曜日

あまり愉快でない広告


新型iPadの広告の評判が良くない。
大型プレス機の間に、ギターやメトロノーム、その他いろいろな「文化」があり、潰されて、最後は「iPad」になる。

ああ、そうか。すべてデジタル化されちゃうわけだね。
たしかに、今の世情が、まあ、そんな感じだ。事実を忠実に表している、といえるかもしれない。

しかし、アナログな世界が全部デジタルになっちゃうのも、味気ないものだ。
ムービーの中に、小さな人形みたいなものが押しつぶされて爆発するシーンがあったが、これは「人間」そのものかもしれないよ。

なにもかもが1か0かのデータに置き換わる。そして、それで世界を支配したような気持に(それは錯覚以外のなにものでもないのだが)なっている。
外の世界が見えない。

土に触れたことのない人間の考える事は、結局そういうことになるのだろう。
このムービーのように、世界をぶっ壊してしまわないことを祈るばかりだが、どうやら破壊は急速なようだ。

2024年4月27日土曜日

最大手の企業でもこんなものか

 


昨日のAppleIDからの返金の話の続きであるが、そのアプリは業界最大手、しかも運営会社のCEOはAppleからの天下りである。
普通に会社概要を読めば、誰もが信用してしまうだろう。

しかし、この会社の客に対する対応は、今までに経験したことがあまりないほどの悪さであった。
一番問題なのは、サブスクリプションの料金がかなり高額であるにも関わらず、簡単に返金に応じなかったこと、そして事務手数料を差し引いた金額しか返せない、と言ったことだ。しかも返金の問い合わせの返信メールにも、Appleに連絡すれば対応してくれることには、一切触れられていない。不親切極まりない。

Appleから返金されることをカスタマーサポートに伝えると、メールが送られてきたが、それには「客様 Appleから返金されたことは承知しております」と書いてある。
最初は「お客様」と書いてあったのに、Appleから返金が決まったとたんに「客様」である。
こんな失礼なことが、よく言えたものだ。

この会社は、自分たちの会社の管理体制は最高のセキュリティーレベルであり、安全な会社だ、と盛んに宣伝している。
自治体のうちでもいくつか、この会社のアプリを利用しているほどだ。
それでも、この程度である。

今回の事で、「最大手」でも信用してはならないことを、身に染みて学ばせてもらった。
おそらく、利益優先の企業であるか、会社の規模が大きすぎて、末端のカスタマーサポートの教育などに手が回らないかであろう(おそらくカスタマーサポートは外注である)。
しかし、世間はその会社の体質として理解するのである。

今は最大手であっても、これほど問題が多ければ、いずれほころびを世間にさらすことになるだろう。事実私は、その一端を見たのだ。

どれだけ世間にちやほやされている会社であっても、その実態がどのようなものであるかは、我々には知る由もない。

2024年4月26日金曜日

AppleIDは神様

 UnsplashAlex Kalininが撮影した写真

1週間前に或るアプリをダウンロードし、よく考えもせずに、サブスクリプションを購入してしまった!
使用する過程で、非常に不快な思いをしたので、解約しよう、と思い、運営会社に連絡すると「解約できるが、料金はサブスクリプションの8分の1しか返金できない」と言われた。
その後、交渉するが、やはり8分の1しか返せない、という。

これはおかしいと思ったので、AppleIDで「返品」の手続きを取ると、全額戻ってきた。
そのアプリについては、消費者庁へも報告した。
ダウンロードしてから1週間しか経っておらず、ほとんど使用していないにも関わらず、「返金できない」ということは、法律に違反している、としか考えられない。
あまり頭にきたことはないのだが、これには腹が立った。

日本には「クーリングオフ」という制度があり、一定の期間内であれば、どんな理由があったとしても、無条件で契約を解除できる。
また、「解約できない」とか、脅迫めいた事を言うと、解約できる期間が延長されることになっている。

Appleは、この件にきちんと対応してくれた。消費者の味方である。
最近、政府がグローバル企業の独占?を懲らしめるために、規制を緩くせよと言っているが、そんなことをしたら、怪しい業者が堰を切ったように、Appleストアに流入し、詐欺アプリだらけになるだろう。
Appleの厳しいアプリ審査は、消費者を守るためのものだ。
それをやめろ、という日本政府は、何を考えているのだろうか?
政府のお役人はデジタル社会に対して、あまりにも無知で、時代遅れである。

2024年4月25日木曜日

オンライン詐欺集団

ミャンマーから世界中のサイトにアクセスする詐欺集団の記事

 https://www.tokyo-np.co.jp/article/297850

先日、オンライン詐欺の被害に遭遇しかけた。私の脇が甘かった。

しかしながら、詐欺師の集団が、かなり巧妙な手法を用いており、さらには背後にミャンマーの軍隊が居るらしい事を知った。

彼ら、彼女らは、安い給料で働かされたり、人身売買の被害にあった人たちであり、ほとんどが中国人である、という。

世界中の出会い系サイトやSNSにアクセスして、知り合った人たちを騙す。

彼ら、彼女達は、翻訳機を使って出身国を偽り、言葉巧みに中国人が作った、詐欺の投資サイトに誘導する(ただし、よく注意していれば、おかしな日本語を使うので、容易に判断できる)。

また、金の援助を迫ったりする。

ノルマがあり、背後には銃を持った軍人が監視している。

日本人や中国本土の人たちは、そんな事も知らず、騙されてしまう。

今やこのような詐欺の被害額は世界中で数十億ドル規模である。インターネットや経済格差が産んだ、新しいタイプの盗賊団だ。

最近、あまりにこれに類似した集団が多い。

インターネットは、昔よりもさらに危険な状態になっているのは確実である。

十分、注意して頂きたい。