2024年5月26日日曜日

宝達山 こぶしの路からははじめて

 寄り道して宝達山に登ってきた。
この山はいつもなら自動車で登るのがほとんどだ。しかし、1月1日に起こった大地震の影響で、道がどうなっているかわからなかったので、初めての「こぶしの路」登山道から行ってみる事にしたのであった。
とても歩きやすい道だ。人気があるようで、多くの人が登山していた。駐車場は満車で停める場所に苦労するほど。
この間登った牛岳の登山道よりはかなりきれいであった。
宝達山は花崗岩でできている山なので、地盤が固いのであろう。そのため、地震の影響をほとんど受けていないように見えた。
ほかの場所では大変な被害が出ているのに、不思議な現象である。

コースタイム3時間38分と書いてあったが、2時間20分で往復できた。
しかし、ほかの人のタイムを見ると、1時間30分ぐらいの人が普通にいる。
トレランの人もかなりいたので、彼らのタイムだろうか?
普通のペースでは、2時間を切るのはとてもつらいと思った。

駐車場は満車の状態である

ササユリが開花

山頂に来ると、少し曇ってきた

1等三角点である

人気の山で、かなり人が歩いている

2024年5月17日金曜日

牛岳 いつものトレーニング 裏牛岳へは行ってはいけない

いつも登っている牛岳。今回はまだ歩いたことのない「裏牛岳」の方面に行ってみた。
しかし、ここは最近整備されていないようだ。
進むにつれて、道が不明瞭になり、ついに笹薮になった(笑)
これはだめだと判断し、帰ろうとしたが、道を見失ってしまった。
こんなことは、登山を始めた頃に経験したぐらいだ。牛岳だと思って軽く見ていた。
GPSを頼りに正規のルートに復帰したが、下手をすると迷っていた。
慣れた山でも、コースを外れると道迷いの危険がある。
また、笹薮に入ったせいで、「マダニ」に這い上がられた。
さんざんな目にあったが、こんなことも登山ではありうることだ。これまでの認識を改めるきっかけになった。

往復3時間30分ほどで「深道」まで行けるらしい(初心者コースだと書いてある)

まずは神社の方へ。すばらしい景観


白山

三角点山頂の直下。

気持ちがいい

さて、裏牛岳の道に入ってみる。両側が切れ落ちた危険な道が続き、どんどん進んでいくと、ついに道がなくなってしまった!こんな事は予想していなかったなあ。藪の中で迷ってしまった。

なんとか、稜線まで戻った。このコースは途中までは行けるが、整備されていない。帰ってからYouTubeで「(中部北陸自然歩道に登録されているはずなのに、整備を)やる気がない」と言われている動画を目にした。整備する気がないのであれば、紛らわしい案内を撤去すべきではないだろうか?
そうでないと、私みたいな目に遭う人も出てくるだろう。

「中部北陸自然歩道」の案内図では、しっかりルートが書かれている


2024年5月9日木曜日

あまり愉快でない広告


新型iPadの広告の評判が良くない。
大型プレス機の間に、ギターやメトロノーム、その他いろいろな「文化」があり、潰されて、最後は「iPad」になる。

ああ、そうか。すべてデジタル化されちゃうわけだね。
たしかに、今の世情が、まあ、そんな感じだ。事実を忠実に表している、といえるかもしれない。

しかし、アナログな世界が全部デジタルになっちゃうのも、味気ないものだ。
ムービーの中に、小さな人形みたいなものが押しつぶされて爆発するシーンがあったが、これは「人間」そのものかもしれないよ。

なにもかもが1か0かのデータに置き換わる。そして、それで世界を支配したような気持に(それは錯覚以外のなにものでもないのだが)なっている。
外の世界が見えない。

土に触れたことのない人間の考える事は、結局そういうことになるのだろう。
このムービーのように、世界をぶっ壊してしまわないことを祈るばかりだが、どうやら破壊は急速なようだ。