そのせいだろうか、GWごろから今に至るまで、山岳事故が多発している。
私も十分に意識していたはずであるが、やはり滑ってしまう、という失態をやらかした。
今年の雪は「ザラメ」の部分がやたら多いのだ。
この雪は、アイゼンが利かない。しかも、下の方は氷のように固い。
氷の上に、かき氷みたいなものが乗っているのだ。
これが、気温上昇によって、さらに安定感を失う。
春先に牛岳で経験した状況だ。これは非常に厳しい状況を生み出す。
今日も白馬岳で滑落、行動不能のニュースが続いている。
雪の状態だけでなく、異常な気温の高さによって、疲労も増えている。
やはり去年とは違って、かなり山の状況が厳しいようだ。
山行を考えられている方は、十分注意されんことを。